万年ヒラリー Reboot 〜闘争の記録〜

社労士開業を目指し、ひたむきに毎日を精一杯生きる平凡な一人の男の物語!

ROUND209 NAKANO③・・何も見えなくなった街で・・



・・案の定、俺のクラスからは国立大学に合格した奴が何人も出た・・驚くほどの学校もチラホラあった・・


・・卒業式に出席はした・・だけど恥ずかしいことに俺は自由登校の期間で皆が二次試験に向け必死に勉強している中で、セコセコと学校に通った・・出席日数が足りてなかったからだ・・


・・それも最低の思い出の一つだ・・卒業式のあと、母親と一悶着あって、どんな気持ちだったのだろう・・もらったばかりの卒業証書をその場で破り捨てた・・


・・嗚呼、想い出したくもない恥ずかしい出来事だ・・


・・


・・予備校の入学金は嫌だったが親に話し、頭を下げて何とか工面してもらった・・将来像なんて描いていない・・とにかく国立大学に入って人並みくらいにはなりたったんだと思う・・当然一年限定の猶予期間だ・・それは俺もわかっていた・・


・・予備校へ通っても多少成績が良くなったのかもしれないが、結局のところそれほど実力はつかなかった・・それはやはり小遣いなど貰えないので働きながらだったのだが、割のいい、そして人目につかない深夜のマックの掃除のバイトが良くなかった・・朝になると眠くて予備校に行けなくなったのだ・・


・・振り返ればあの時点がポイントだったと思う・・でもそれは言っても仕方ないこと・・全て自分のせいなのだから・・


・・結論から言えば俺は一浪しても国立大学はおろか東京六大学レベルの私立大学に全落ちし、大学受験に失敗した・・原因は英語と数学の実力不足・・主要科目で実力がなければ落ちるのは当然だ・・


・・現実は厳しかった・・もう実家にはいられなくなった・・


・・それは俺にとって高校受験以来の大きな挫折・・そして何も希望が見出せない、そう、絶望と言っていい状況だった・・


・・


・・もう、俺には暗闇の中布団に潜り込んでOZAKIの詩に寄り添うしか術がなかったんだ・・


・・真実へと歩いていくことなんて俺にはできるわけなかったんだ・・


(つづく)



本日、居酒屋万ヒラ亭ッス!😊


市販ルーにターメリックとカレー粉加えて本格カレー🍛❗️😃


これ好きなんだなぁ、大リーグボール3号⚾️‼️😊


楽しみ見つけて生きていこう!


ではでは‼️


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