ROUND450・・幸田露伴が語る「庶民の文学」✒️🤓・・
小説『銭形平次捕物控』で知られる作家の野村胡堂は、新聞記者だった頃、露伴邸を訪ねた時のこと・・「暁のもやに包まれた杉木立。夕べの雨の田圃道。火のような赤トンボが飛ぶ秋の空」と露伴がおだやかに話した・・「こういうものから、庶民の文学が生れます」必ずしも“天下に一つ”というような、特別な景観は必要ではない、と・・「銭形平次」に描かれる江戸の何げない風景や、自然体の言葉、そのルーツを垣間見た思いがする・・人間のドラマは平凡にしてかけがえのない、きょう一日から生まれゆく・・
*サムネは本日の万ヒラ弁当🍱
ではでは😸