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…俺の気持ちは晴れ渡る青空というわけにはいきそうにない…今度もし挑戦するなら…家族に嘘をつき、友に嘘をつき…ライターの皆さんに嘘をつき…自分の誓願に嘘をつく…

…誰にも迷惑かけてない…なんて決して言えない…どれだけ今まで不義理をして家族の気持ちに負担をかけたことか…最愛の息子をプールにも連れていってない…花火すらしてあげてない…休みに「お父さん、今日も勉強なの？…僕ヨーカドー行きたいよ…」と言われ…今思い返すと涙がでてくる…終わりにしなきゃいけないんだ…やはり…

…終わったときのやりきった感とできた感があるだけに…

…でも俺は何事もなかったかのように…仕事に向かわなければならない…食うために…それだけのために…

…無機質な電車の案内が鳴り響く…降りて向かうのはいつもの灼熱のコンクリートリバー…

…一番裏切ってはいけない自分の気持ちに嘘を抱えたまま…

手隠しは安心してる証拠みたいです・・